特権IDの管理に対し、グループ傘下のすべての拠点で対応が必要なセキュリティポリシーが策定され、国内拠点においても対応が急務であった。 しかしながら、特権IDの利用申請や、特権利用時のログ管理など、現在の運用では要件を満たせておらず、要件を満たすにあたり、CyberArkの導入検討を始めた。
CyberArkにより特権IDの管理機能を実装し、特権アクセスのセキュリティを強化
申請承認のワークフローを用いた運用の統一化や、特権IDを利用した作業を動画やログで記録/保存することにより監査作業の簡易化を実現。また利用要件としても、特定の時間しか使用できないようにし、特権IDの利用に伴った運用のセキュリティを強化。グループのセキュリティポリシーにのっとった運用を実現。
申請承認のワークフローを入れるにあたり、利用者の運用を変更する必要がありましたが、社内ルールの作成と展開を行い、セキュリティ要件達成に伴った変更も、混乱なく進めることが出来ました。今後はアプリケーションのクレデンシャル管理もCyberArkで可能なため、検討を進めていきたいと考えています。